アルトコインFXが全盛期!今投資すべきアルトコインはこれだ!

「仮想通貨FX」は投資資金にレバレッジをかけることができることから、現物売買よりもはるかに効率のいい投資ができることが大きな魅力となります。

しかしビットコインの動きが比較的落ちついてしまった今では、大きな利益を獲得できるのは「アルトコインFX」に移行しつつある状況です。

ここではアルトコインについて細かくご紹介するとともに、投資すべきアルトコインFXの銘柄はについて詳しく見ていくことにいたします。

 

そもそもアルトコインとは何か?

アルトコインとは「ビットコイン以外の仮想通貨全般の総称」となっており、特定の仮想通貨の呼び名ではありません。したがってビットコイン以外すべてが「アルトコイン」と呼ばれているわけです。

・アルトコインの正確な定義とは

「Alernative coin」という英語を略したのが「Altcoin」で、ビットコインの代替仮想通貨全般がこう呼ばれているのです。

多くのアルトコインはビットコインを基にして作られていることからこのようにまとめて呼ばれるようになっているともいえます。

 

・アルトコインの種類はどのぐらいあるのか?

多くのアルトコインはネット上からの資金調達の「トークン」として発行されているものが多いことから、ここ数年でその数は莫大なものに広がっています。

Coinmarketcap」に記載されているものだけをみても、主要なものだけでざっと「100種類」はあり、全数は「2100種類」に到達するほど増加する状況にあります。

したがって市場では単純なICO用のデジタルアセッツに留まって、まったく流通しないものもあり、投資対象となるアルトコインは発行数は多いもののそれなりに限られていることがわかります。

ICOについては世界的に様々な規制がかかり始めていますので、これまでのように大量に新たな種類のアルトコインが発行されるような状況ではなくなりつつありますが、今後ともその量は増えていくことが予想されます。

 

・ではビットコインと何が違うのか?

ビットコインとアルトコインの違いはいくつか明確なものが存在します。ここでは典型的な2つのポイントをご紹介します。

〇 時価総額が圧倒的に違う

まずビットコインの「時価総額」は他の仮想通貨とは圧倒的に違います。

もちろんその総額は金額次第のところがありますが、1BTCは55万円程度(2019年4月現在)で現在、ビットコインは「10兆2000億円弱」の時価総額規模を誇っています。

これは2位以下の「イーサリアム(ETH)」「リップル(XRP)」を大きく引き離す異質な存在であることがわかります。

■仮想通貨「時価総額」ランキング

これは後発のコインの価格が非常に安いことに起因するものが多く、投資という側面から見ると売買がしやすい性格があることがわかります。

時価総額規模が小さいとなると、やはり相場として適切な流動性を保つことができなくなりますから、いろいろマイナスの影響が市場に出ることも多く注意が必要になります。

たとえば大口の売りがでたりしますと、市場に想像以上の影響が出てしまうといったことはアルトコインには多くみることができます。

 

〇ビットコインの送金・決済機能を大きく改善

金銭的な価値とは別に、アルトコインの中にはビットコインが解決できていない決済、送金などの課題を大きく克服していることもその違いとして挙げることができます。

とくにビットコインの決済や送金などのトランザクションに大幅な時間がかかる部分を大きく改善した仕組みを持つものが多いのも特徴となっています。

後発の「イーサリアム」「リップル」などは秒単位の時間でビットコインよりもはるかに速い決済を実現しています。

基本的な発想としては画期的な「ブロックチェーン」もビットコインで初期設定されたものは当初からトランザクションのスピードが問題となってきたわけです。

しかし、後発のアルトコインはこうした部分を大きく改善していることから、より決済や送金に向いた仮想通貨となってきている点は見逃すことのできない大きなメリットです。

 

アルトコインのメリットやデメリットについて

アルトコインには当然のことながら「メリット」もあれば「デメリット」も存在します。いいことと悪いことをどのぐらい評価するかでその投資価値は異なるものになりそうです。

・アルトコインの具体的なメリットとは?

メリットとしては次の2つがあげられます。

〇圧倒的に価格が安いこと

ビットコインはここ数年の熱狂的な投資家の活動の結果、かなり価格の高いものになってしまいました。

足元では「ピークアウト」してだいぶ価格も低下しましたが、ほかのアルトコインと比べますと投資に必要になる価格は大きなものになります。

もちろん少額の投資も可能となるわけですが、それに比べて後発のアルトコインは物理的な価格が安いのも大きな違いです。

価格が安いということは今後の上昇・拡張性がそれだけ大きいことを示唆しており、投資としては非常に期待できる存在になっているともいえるのです。

将来的には値上がりする可能性がもちろんあるわけですが、現状で投資のための総額を抑えることができるのは大きなメリットといえます。

 

〇仮想通貨内での分散投資にも向く存在

価格面が抑えられているということは、特定仮想通貨だけに集中投資するのではなく、「分散投資」にも向くことを示唆しています。

今のところ仮想通貨間の大きな役割の違いといったものは顕著には表れていませんが、この先普及がさらに進めば機能分化も期待でき、個別の仮想通貨ごとにその評価はかなり変わってくることが予想されます。

それだけに「分散投資」には非常に期待が持てるものとなってきているのです。

 

・アルトコインのデメリット

一方デメリットとしては以下のようなことを意識する必要があります。

〇流動性がきわめて低い

ビットコイン以外のアルトコインは、実際決済や送金に使われることはかなり限定的で、実需がほとんど存在しないことから、売買をする人たちは投機目的となっています。

それだけに買いに猛烈なバイアスがかかっていますから、ひとたび売りが出始めると流動性が枯渇し、必要以上に相場が下落し、時として暴落に至るケースもある点は大きなデメリットです。

また市場規模が小さいことからそもそも流動性が低く、なにかあったときに売り逃げるのがかなり難しいことはあらかじめ理解しておく必要があります。

 

〇上場取引所が限られる

実際にアルトコインを取引しようと思った場合、上場している取引所が限定的であることがわかります。

海外の取引所で取引することも可能ではありますが、資金の入金や出金時に思わぬ手間とコストがかかることもあり、実際に取引しようと考えたときには以外に制限が多いことに気づかされます。

とくに新しく発行された特別なアルトコインの場合、取引をすること自体がかなり難しいことを認識しておくべきでしょう。

 

〇当初から詐欺目的のICOアルトコインも存在

アルトコインは最初にもご説明したとおりネットから資金調達する「ICO」と呼ばれるスキームの証明用デジタルアセッツとして発行販売されることもきわめて多い特徴があります。

このことから、そもそも「ICO」自体が詐欺目的ですとその代償として、発行されるアルトコインも無価値化した詐欺通貨になる可能性がある点には大きな注意が必要となります。

 

アルトコインFXの投資について

・ハイリスクハイリターンが基本の市場

アルトコイン投資の場合やはり気にしておかなくてはならないのは基本的に「ハイリスク投資」となるということです。

またその一方で大きく相場が跳ねることがありますので、想定を超えるリターンを得られる可能性もあるのが大きな魅力です。

 

・ボラティリティの高さに十分な注意が必要

「ハイリスクハイリターン」とともに考えておかなくてはならないのが「ボラティリティ」の高さです。

レバレッジをかけなくても相当に短時間に上下するわけですから、一定以上のレバレッジをかけたときには証拠金が一瞬で吹っ飛ぶことも十分想定して、売買量と証拠金のバランスをとる必要があります。

仮想通貨FXの取引では、とくにこの部分を十分に精査して売買を始めることが必要です。

 

具体的なアルトコインFXの銘柄選択の仕方について

実際にアルトコインFXで取引しようと思う場合には、どの銘柄を選択するかが非常に重要になることは言うまでもありません。

まず主要なアルトコインの「対円」でも「対ドル」でもいいのでチャートを見てみますと、短い時間足ではわかりませんが、ある程度の長さの時間、たとえば半年というタームでの動きを比較してみますといろいろなことが見えてくることになります。

下記のチャートをご覧ください。

Data みんなの仮想通貨

このチャートは過去半年の相場の動きを表したチャートです。

価格水準は多少違っても、ビットコインと極めて似たような動きをするアルトコインがある一方で、かなり異なる動きをするものがあることに気づかれることと思います。

確かにビットコインの市場がもっとも大きいですから、ビットコインの下落とか上昇といったものがほかのアルトコインに与える影響が大きいのは当たり前ではあります。

また、仮想通貨全般に対するなんらかのニュースが出るとほとんどシンクロする動きになってしまうことはやむを得ない状況です。

それでも個別に独特の動きを示現するアルトコインは、ビットコインとは別の材料で相場が動くことを強く示唆したものであることが理解できます。

とくにそうした独自要素で上昇するアルトコインは、投資にとっては大きな狙い目となるものであるといえるのです。個別材料で動くということは市場から十分に注目され評価される仮想通貨である証拠にもなるわけです。

法定通貨のFXと違って、こうした地道な努力をしたうえで取引を開始することがアルトコインFX投資では非常に重要になります。

 

それぞれのアルトコインの特徴を紹介

ここでは国内の投資家も扱う比較的有名なアルトコインについてご紹介していきます。

・リップル(XRP)

「リップル」は足元でビットコイン、イーサリアムに次いで仮想通貨の「時価総額第3位」に位置するアルトコインで、2013年から配布が始まっています。すでに6年の取引実績を持っていますのでかなり安心して取引できる存在といえます。

ビットコインと大きく異なるのは「リップル社」という管理主体が存在していることで、同社がリップルを保有することで市場への放出を管理している点があげられます。

現状ではすべての売買、送金処理はリップル社のサーバーで行われていることから、高速化やコスト低減などは確実に実現されており、海外送金にもリップルをブリッジとして行うなどの実利面では大きな成果を発揮している状況です。

ただしビットコインとは違って「中央集権型」の管理となっていることから、将来的に分散管理の方向を目指す動きがあり注目されています。

リップル社はすでに世界の数十か国の銀行や資金決済業者との提携を進めており、リップルネットワークを利用した送金システムが実用化するのもそれほど遠い世界ではなさそうです。

このように送金や決済という実利的視点で見ますとビットコインよりもはるかにパフォーマンスがいいだけに、この水準がさらに向上されることになれば実需のさらなる広がりも期待できます。

リップルは国内でも有望なアルトコインとして、単なる一過性の投機ではなく、本格的な仮想通貨として投資を行う個人投資家が多いのが特徴になっています。

 

・イーサリアム(ETH)

「イーサリアム」はヴィタリック・ブテリンという人物によって2013年に設計が始められ、翌年の2014年から販売が開始されたアルトコインです。国内では2015年から取引所でも取引がスタートしています。

ビットコインは謎の人物「サトシ・ナカモト」によりホワイトペーパーが作られて開発が進んだとされていますが、イーサリアムはより開発から今日に至るまでの経過が明確なアルトコインということができます。

2014年にはスイスにイーサリアム財団が設立されていますが、あくまで開発をサポートする非営利組織であり、イーサリアム自体はビットコイン同様中央管理する団体はなく、分散管理によって運用されています。

イーサリアムの大きな技術特徴としてあげられるのが「スマートコントラクト」と呼ばれるものです。

これは利用者がイーサリアムのブロックチェーン上に契約の詳細条件や履行内容、取引実施の条件等をプログラム化することができる機能です。

取引情報からその結果までがすべてブロックチェーン上でデータベースに記録されることから、契約にかかわるコストの削減とスピードアップを実現するものとして非常に注目されるところとなっています。

これが現実的に利用されることになれば、かなりの需要が拡大されることから、多くの個人投資家がイーサリアムの未来に期待している状況となっているのです。

現在「JPモルガン」や「マイクロソフト」「トヨタ自動車」など大手企業がこの利用のアライアンスに参加しており、将来的な利用の可能性が非常に高まっているのです。

 

・ビットコインキャッシュ(BCH BCC)

「ビットコインキャッシュ」は2017年8月にビットコインの「ハードフォーク」による分裂から生成された新しい仮想通貨です。

それまで分裂というのがどういうことなのか仮想通貨を取引する個人投資家には知られていませんでした。

既存のビットコインのブロックチェーンのネットワーク処理能力が制限されていたことから、未処理の取引が滞り処理速度が低下したことを解消するために新たな仕組みを導入する必要があり、ネットワーク処理能力を高めるブロックサイズを既存の1MBから8MBに拡張した仕様となったのがビットコインキャッシュです。

ビットコインはその後も何回か分裂を繰り返し「ビットコインゴールド」などの新たな派生的仮想通貨が誕生していますが、最も認知度が高いのが「ビットコインキャッシュ」です。

ビットコインキャッシュは「BCH」と「BCC」と2つの異なる表記をされることがありますが、基本的に同じものであり、世界に散らばる仮想通貨取引所によって略称の表記が違うことからこうした2つが発生することとなっているのです。

この分裂に伴って既存のビットコインユーザーはビットコインキャッシュも付与されることとなったことから「分裂=新しいコインをゲットできる」という安易な風潮が高まることとなりました。

しかし、実は2018年12月にこのビットコインキャッシュがビットコインからの分裂から1年半も経過していないのに、さらに分裂することとなり市場ではかなり大きな騒動が起きています。

ビットコインキャッシュにはクライアントと呼ばれる複数の開発集団が存在しています。

本来はどちらかがマジョリティになって次の分裂へと進むところを2つの集団が対立することとなり、結果的にまったく別の「Bitcoin ABC」と「Bitcoin SV」が生成されることとなりました。

結果的にBCHの価格もその巻き添えを食らう形で大きく下落するという、既存保有投資家にとってはなんらプラスにならない事態が起きてしまいます。

当初分裂は既存保有者にとってはプラスに働くかのように思われていたわけです。

しかし、実際には利害関係の異なる集団が分散処理で中央集権的な組織は保有しないはずなのに、イニシアチブを握るために「ハッシュウォー」という処理合戦を繰り広げることになり、相場はかなり荒れる状況となったのです。

この手の騒動は法定通貨ペアを扱うFXの世界ではお目にかかれない仮想通貨ならではのもので、事態の全容を掌握するのが非常に難しいことを痛感させられました。

このようにハードフォークなどというプロセスが巻き起こりますと、いきなり仮想通貨には想定外のリスクが浮上してくることもあり、常に最新の情報を把握しておくことが仮想通貨FX取引でも重要になることがわかります。

 

・ライトコイン(LTC)

「ライトコイン」は2011年にビットコインをもとに開発された仮想通貨であり、ビットコインの送金に約10分の時間がかかるのを短縮し「2分半で取引承認」ができるように短縮したことが大きな特徴となっています。

これにより日常的な決済でも、ビットコインよりもかなり利便性を高めることができたのがこのアルトコインのメリットといえます。

また、ビットコインは発行数量上限が2100万枚に制限されていますが、ライトコインはその4倍の8400万枚まで発行できるように設計されているのも大きな違いです。

マイニングを行う人間が報酬をより得やすくなっているのも大きな特徴といえます。

ただ、クレジットカード決済やコンビニでのQRコード決済はほとんど待ち時間のないものですから、2分半に短縮になったといってもリアルなマーケットではそれほど大きなインパクトとはないのも事実で、特別普及が進んでいるわけではないのが残念な状況です。

今後さらに開発が進み利便性が向上すれば利用が拡大することも考えられます。

 

・ダッシュ(DSH)

「ダッシュ」は2014年に公開された仮想通貨で、もともとは「バイトコイン」という仮想通貨をベースにして設計されました。

当初は「ダークコイン」という名称が使われていましたが、印象が悪いということで2015年からは現在のダッシュに名称変更されて今日に至っています。

ダッシュの特徴としては、送金スピードが極めて速く、しかも高い匿名性を維持していることです。送金はわずか数秒で完結しますからビットコインなどと比較すれば雲泥の差であり、デジタル決済の優位性を大きく発揮するものとなっているのです。

また誰が誰に送金したかという追跡はほぼ不可能で、このことから匿名通貨などとも呼ばれる存在になっています。

ただし、この匿名性の高さは逆に「マネーロンダリング」の温床にもなりかねず、韓国などでは一部の取引所が扱いを廃止するといってネガティブな動きもではじめています。

ダッシュはすでに自動販売機、ATMといった決済手段にも採用され実用レベルのきわめて高い仮想通貨となっていることから、今後は各国の規制とどう折り合いをつけていくかが大きな課題であり、それがクリアされれば逆に非常に短時間で大きく利用が拡大する芽を持っているといえます。

すでに2018年6月にはアジア最大のカード決済プラットフォームである、アロゲートウェイとも提携を決めていますので、利用拡大は目前に迫っているともいえ、有望なアルトコインの一つとなりつつあります。

 

・ネム(XEM)

XEMは、NEMプラットフォーム上で発行される仮想通貨で、そのプラットフォームをNEMと呼ぶことからしばしば仮想通貨としてもNEMと呼ばれることが多くなっています。

ネムのプラットフォームもビットコイン同様分散管理のブロックチェーンを利用していますが、ビットコインに比べてブロックの作成時間が極めて速く、取引データを記録するのにかかる時間が非常に短いことから処理能力の高い仮想通貨として注目されています。

XEMの総発行量は「8,999,999,999XEM」と決められており、すでに約1600名ほどの投資家に均等に分配済みであることから、今後量が増えることはなく安定的に価格が推移することが予想されています。

このため新規の仮想通貨発行に対してマイニングをする必要がなく、ブロックを承認する作業をハーベストと呼んで大抵の報酬を獲得できるようになっています。

2018年1月にはコインチェックでハッキングによりXEM流出事件が起き、一時的に価格が下落する事態となりました。

しかし、これは取引所サイドの管理体制の問題から生じたことであったためその後上昇することはありませんが、低位で堅調に推移している状況にあります。

ハッキングや盗難という不測の事態に見舞われますと、その価格が大きく下落するリスクもあるという点をしっかり理解しておく必要があることをこの事件の大きな教訓となっています。

 

・モナコイン(MONA)

モナコインとは、掲示板サイト「2ちゃんねる」で使われるアスキーアート「モナー」をモチーフにした仮想通貨です。日本で開発されたものであることが大きな特徴です。

このモナコインはライトコインをもとにして作られたもので、チップとして好きな作品に贈ることができるものとなっています。

これはもともと作品に対する評価のひとつとして開発されていることから、ネット上で公開されているものや特定サイト内で限定して開示されているような作品にもチップを送ることができるようになっているのです。

またツイッターでツイートを行うだけで送金が可能な「Tipmona」というシステムが出来上がっており、送り手と受け手がウォレットさえもっていれば簡単に送金が可能になっている便利な仕組みをすでに実装しています。

このモナコインは国内開発であることも手伝って、日本では非常に認知度の高いコインとなっていますが、海外での知名度が低いことから今後世界的にどのように認知・普及させていかれるかが大きな課題になっているようです。

このようにここでご紹介した7つのアルトコインをとってみても、かなり内容は異なるものがあり特徴も様々に異なることがわかります。

このなかからどのコインが有望なのかを見極めていくという点では、ビットコインよりもさらに夢が広がるのが仮想通貨FX投資であるということがご理解いただけるのではないでしょうか。

 

どの業者で取引するかも重要な選択

仮想通貨FXを取引する場合、もちろん最初に考えなくてはならないのはどの仮想通貨で売買をはじめるかです。

この仮想通貨に関して販売所、取引所、仮想通貨FX業者を含めて「どの業者で取引するか」により価格や手数料などが大きく異なる点についてはあらかじめ理解しておく必要があります。

特に仮想通貨FX業者の選択にあたっては次のポイントをしっかり調べることが重要です。

1.追証があるかどうか
2.ロスカット率
3.レバレッジ倍率
4.手数料(スプレッド、取引手数料の有無、スワップポイント)
5.流動性
6.取り扱い通貨

この6つの視点でもっとも適切な業者を選択することが求められることになります。

また国内業者の場合には扱っているアルトコインの数が少ないということもありますので、取引条件から絞りこむのであれば国内、海外の業者を両方視野に入れて業者を探していくことが求められます。

幸か不幸か現状では国内業者を利用しても海外業者を利用しても儲かった利益の税金支払いは全く同じですから、FXのように国内業者を利用すると税務上インセンティブになるものはまったくありません。

そういう意味でも海外業者も視野に入れてベストなところを見つけ出すことが肝要になるのです。

 

アルトコインが管理できるウォレットについて

アルトコインを取引していくことになりますと、もう一つ気になるのが仮想通貨を実際に保管するウォレットをどうするかということになります。

現物の仮想通貨の場合にはおおむね次の5つの方法が考えられます。

1.パソコン上の財布(クライアントウォレット、ソフトウェアウォレット、デスクトップウォレット)
2.インターネット上の財布(オンラインウォレット、ウェブウォレット)
3.モバイル端末上の財布(モバイルウォレット)
4.紙の財布(ペーパーウォレット)
5.専用の財布端末(ハードウェアウォレット)

ただ、過去日本の取引所でも問題になったようにオンライン上で出し入れができるウォレットというのはハッキングに合いやすく、どれだけ厳重な保管システムがあっても破られるリスクが相当高いことはしっかり意識しておく必要があります。

したがってオフラインでネットから簡単にアクセスできないところに保管するのが、今のところベストな方法ということができます。

ところで仮想通貨FXの場合には証拠金を利用した差金取引ですから、実際に仮想通貨FXで売買してもそこには現物があるわけではありませんから、ハッキングで盗まれるという心配はありません。

実際、過去にも仮想通貨FXの専門業者がハッキングにあって現物を盗まれるという事態が起きたことはありません。

ただし、国内の業者は取引所と仮想通貨FX業者を併設しているところがほとんどですから、現物の方がハッキングにあって大量の資金を盗難にあうなどという不測の事態に陥った時には事業者として両方の機能を失って破綻や倒産に陥ることがありますから、リスクも存在することだけは覚えておく必要があります。

また資金は一応分別管理にはなっていますが、別の口座に預けてあるというだけの話で、FXのように信託保全が有効化されているわけではありませんので、国内業者といえども危険な存在であることはあらかじめしっかり認識しておく必要があります。

 

まとめとして

仮想通貨というとまず現物を売買することが頭に浮かびますが、それをはるかに超える資金効率で売買できるのが「仮想通貨FX」です。

国内では仮想通貨FXというとほとんどビットコインFXが中心となっていますが、実はアルトコインと呼ばれるビットコイン以外の有望な仮想通貨にレバレッジをかけて証拠金取引することも可能なのです。

どの仮想通貨を選択するかは非常に重要になりますが、それとともにどの業者で有利な条件で取引するかもきわめて重要な選択となるのです。

ひところはとにかくボラティリティが大きすぎて証拠金取引には向かない印象のあったアルトコインFXですが、かなり相場が落ち着いた今こそ取引参入の機会が訪れているといえるのです。