「Crypto GT」への入金方法についてご説明していきます。
海外仮想通貨FXの場合、他社と大きく異なる部分がありますので、まずはそれをしっかり理解したうえで初めて行くことが重要です。
はじめに理解しておくべきポイント
「Crypto GT」の入金にあたっては仮想通貨FX事業を行っている他社と決定的な違いがあります。
・法定通貨では入金できないということ
それは、この口座には「法定通貨」では一切入金ができないということです。
海外仮想通貨FX業者ということで入出金上のさまざまなコストを省き、簡単に資金の出し入れができるように「仮想通貨での入金、出金が規定」となっているのです。
これはコンセプトとしては非常によくできているといえます。国をまたぐ資金の移動は銀行やカード会社を経由しますと様々に煩雑な問題が発生しますが、仮想通貨を利用すればそのデメリットが一気に解消するからです。
ただし、現実には「法定通貨」との「交換金額の問題」が常に付きまとうことになります。入金した仮想通貨のボリュームは1BTCなら消費しないかぎり1BTCのままですが「対法定通貨の価値は常に変化している」ことを意識する必要があるのです。
・どの仮想通貨を利用するのが効率的かよく考えること
「Crypto GT」では下記「14種類」の仮想通貨で入金が可能です。
日常的にボラティリティのある通貨からあまり動かないものまでそれなりに選択肢があることがわかります。
「Crypto GT」には「E-Wallet」が実装されていますので、入金はBTCを使ったとしても、ウォレット上で両替してほかの通貨に切り替えてトレードするアカウントに資金を移動することも可能です。
上記のように「Crypto GT」はビットコイン以外の「アルトコイン」の入金も可能になりますので、このあたりは相当事前に検討しておくことが勝利への道になりそうです。
法定貨幣の日本円から考えますと仮想通貨を購入する時点、また送金後E-Walletの段階での両替の可否、出金などいくつかのポイントでどう通貨を利用して、両替するかが売買とともに最終的に円転するまでに大きな利益機会になったり損失機会になります。
仮想通貨FXは上記の特性から、なかなか複雑なチャンスが存在していることはあらかじめよく理解しておく必要があるのです。
・あらかじめ仮想通貨を購入するタイミングをよく考えること
そもそも日本円から仮想通貨を購入する場合、当然のことながら安く買えるタイミングにまず仕入れておく必要があります。
またE-Wallet上でもほかの仮想通貨に両替ができるわけですから、先々のことも考えてどの仮想通貨を購入して入金するかを考えることも重要になるわけです。
これは通常の海外FX取引にはないプロセス管理であり、日本円で仮想通貨を購入するタイミングからすでにトレードが始まっているとみることができるのです。
儲かった利益の出金タイミングもふくめて十分によく考えることが必要です。
E-Walletに入金しトレーディングアカウントに資金を移動
「Crypto GT」には「E-Wallet」が実装されていますから、まず資金はここに入金することになります。
そしてそこから実際に売買する「トレーディングアカウント」にさらに資金を移動するという作業が必要になります。
E-Wallet上では仮想通貨間の両替もできますので、そのまま資金移動したほうがいいのか、あるいは両替するのかを考えて資金の移動を行うことが重要になります。
入金が可能な仮想通貨について
現在、「Crypto GT」に入金が可能な仮想通貨は以下の「14種類」となります。
コイン
・BTC(ビットコイン)
・BCH(ビットコインキャッシュ)
・ETH(イーサリアム)
・DASH(ダッシュ)
・LTC(ライトコイン)
・XMR(モネロ)
・XRP(リップル)
・ADA(カルダノ)
・XEM(ネム)
ステーブルコイン
・USDT(テザー)
・PAX(パクソスタンダード)
・TUSD(トゥルーユーエスディー)
・GUSD(ジェミニ・ダラー)
・USDC(ユーエスディー・コイン)
ステーブルコインが何か?については「こちらの記事」をご覧ください。
トレーディングアカウントの作成
実際のトレードを行うにはトレーディングアカウントを作成する必要があります。
「Crypto GT」では「MT5Live」を利用していくことになりますので、まずはそれを作成していきます。
メニューバーからアカウント(赤く囲った部分)を選択しアカウントを開設します。
プラットフォームは「MT5Lite」を選択し注文タイプは「Hedging」を選択し、証拠金として利用したい仮想通貨の種類を選びます。
ここでは便宜上「ETH建て」のトレードアカウントを選択しています。
最後に「作成」ボタンを押すと次の画面のように新規開設したETHベースのトレーディングアカウントが追加されることになるのです。
ほかの仮想通貨を選択すれば「BTC」などのトレーディングアカウントも簡単に追加することができます。
このように保有仮想通貨にあわせてトレーディングアカウントを作成することができますが、ひとつのMT5で複数の通貨をベースにすることはさすがにできませんのでこれだけは誤解のないようにする必要があります。
ここでは便宜上先にトレーディングアカウントの開設をご紹介していますが、歳入的に仮想通貨をE-Walletに入金してから考えても問題はありません。
通貨別のE-Walletへの入金方法について
「Crypto GT」に実装されているE-Walletへの入金は利用する仮想通貨によって微妙に異なることになります。ここでは各通貨ごとにその方法をご紹介します。
・E-walletへの入金方法 BTC,ETH,DASH,XMRの場合
「BTC,ETH,DASH,XMR」の入金方法は同一のものとなります。
BTCを入金する場合には「入金」ボタン、E−wallet右メニュー「入金資金」または、トレーディングアカウントの「入金口座」のうちの一つを選択してクリックすることで入金画面へとアクセスしていきます。
次に入金画面で実際に入金したい仮想通貨を選び進めるとクリックしていきます。
さらに選択した仮想通貨の入金アドレス、およびそのQRコードが表示されることになりますから、このアドレスへ仮想通貨を送金して、「Crypto GT」トレードルーム内にあるE−walletへ入金することができるようになるのです。
「ETH,DASH,XMR」もこのプロセスと同様に作業をすれば入金可能となります。
・E-walletへの入金方法 BCHの場合
「BCH」の入金の場合、注意が必要となるのがアドレスのチェックです。
「Crypto GT」はqから始まる新アドレスを利用していますので、送信元のアドレスが1から始まる旧アドレスの場合には旧アドレスへ変換したものを使用する必要があります。
この場合「Bitcoin Cash Address Converter」を利用すれば1からはじまる旧方式に変換が可能です。
それ以外は入力してボタンを押せば簡単に入金が実行されます。
・E-walletへの入金方法 LTCの場合
ライトコイン(LTC)を入金する場合もBCHと同様に「Crypto GT」はMからはじまるアドレス方式を採用していますので、送信元がLもしくは3から始まるアドレスである場合にはまずアドレス変換が必要となります。
ライトコインのアドレスコンバーターを利用すれば簡単に変換可能です。
⇒ https://litecoin-project.github.io/p2sh-convert/
この点だけ注意すれば入金は可能になります。
・E-walletへの入金方法 XRPの場合
リップル(XRP)への入金はもっとも注意が必要になります。
入金する場合は、入金アドレスの他に、リップルアドレスを識別するための「宛先タグ(Destination Tag)」が合わせて必要になります。
これを記載漏れさせてしまいますとトランザクションが識別できなくなり、紛失の恐れが高まりますので必ず記入することが必要です。
こうした入金の注意事項は仮想通貨FXの取引とはまったく関係ありませんが、確実に資金を入金するためには十分理解しておく必要があるのです。
E-Walletからトレーディングアカウントへの送金
E-Walletへの入金が無事済みましたらさらにトレーディングアカウントへの送金が必要となります。
先にトレーディングアカウントが作られている場合にはそこへ入金すればいいだけですが、E-Walletに入金した仮想通貨と同じ種類のアカウントが必要な場合にはあらためてこの段階で作成が必要です。
ここではすでに出来上がっているアカウントへの送金をご説明します。
上のメニューバーにある送金をクリックします。
LTCの送金を例にとりますと、送金元のW-walletと送金先からトレードアカウントMT5(LTC)を選択して送金数量を入力し送金ボタンを押します。
送金が完了しますと「送金成功」のメッセージが表示され、「E-wallet」から「トレートアカウント(MT5)」へ送信した金額が移動しているのが画面上でも確認できます。
これで正式にトレードを開始することができます。
通常のFXとちょっと感覚が違うのは、まずE-Walletに入金し、そこから利用するだけの金額をMT5のトレーディングアカウントに移動させることになる点です。
入金したらそれが即すべての証拠金になるわけではない点はFXを利用しなれている人にとっては違和感がありますが、二段階の仕組みになっていることをしっかり理解する必要があります。
しかし慣れればそれほど大きな問題ではなく、どの仮想通貨でも入金ができるのは逆にメリットとなることも多くなる点も認識しておくことが重要です。
もしも入金の流れで少しでも迷った場合は、「Crypto GT」のリアルタイムチャットサポートを利用しましょう。日本語で迅速に回答してもらえますので、迷って手が止まってしまったらすぐに活用すべきです。