米ドル円(USD/JPY)とビットコイン(BTC/JPY)の値幅率を1ヵ月分比較してみました。(2019年5月)
いかがでしょうか。この1か月間では「USD/JPYの平均値幅率は0.55%」「BTC/JPYの平均値幅率は5.65%」になっております。
つまりビットコイン/円はドル/円の「10倍以上」のボラティリティであったことがわかります。
「10倍以上のボラティリティ」をわかりやすくドル円のpipsで表すと、5月の一日あたりの平均値幅は「60pips」ですから、その10倍、ドル円が毎日「600pips」動くということになります。
ドル円のpips換算で見るといかにビットコインの値動きが激しいかお分かりいただけるかと思います。
最初に多くの方に馴染みが深い「USD/JPY」と「BTC/JPY」のボラティリティを比較しましたが、仮想通貨FXはビットコインだけではなく様々な通貨ペアで取引ができます。
2019年5月の相場で最も値動きが大きかった「BSV/USD(ビットコインSV/米ドル)」も表に追加してみました。
「BSV/USD」は5月の平均変動率が「15.93%」で、これは「BTC/JPYの2.8倍」であり「USD/JPYの29倍」の変動率であることがわかります。
29倍の変動率をpipsで見ますと「60pips×29倍=1746pips」です。ドル円が一日で1746pips動くなんてことは全く想像できませんよね。
この為替とは比較にならないボラティリティの高さが「仮想通貨FX」相場の特徴であり、最大の魅力なのです。仮想通貨FXで儲ける為にはこの「ボラティリティの高さ」を生かせるかがポイントになります。
しかし、この「より強いトレンド」が発生している仮想通貨ペアを、数十種類の中から見つけることは容易ではありません。
当たり前のことですが、相場はリアルタイムで動いており、いつ、どんなトレンドが発生するかは誰にもわからないのです。